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ミスユニバース地方大会出場者らが被害届。大会ディレクターからの脅迫・金銭要求などを暴露!
- 2025/9/9
- 事件(タイローカル)

9月9日、中央捜査局(CIB)にて、タンコン氏(弱者保護の権利団体、サンティプラチャータム協会会長)が、ミスユニバース タイランド地方大会に出場したプレー県・ウタイターニー県・ブリーラム県の出場者を伴い、各県の大会ライセンス保有者に対して刑事告訴を行いました。
原告側は、地方大会ディレクター(PD MUT)からの脅迫、詐欺、契約で定められた賞金の未払いなどの被害を訴えています。
プレー県代表の シノタイさん(ミスユニバース2025 プレー県代表) は、次のように語っています。
「エンターテインメント業界で活躍の場を広げたいと思ってMUTに出場しましたが、まさかこのようなことになるとは思いませんでした。ディレクターから様々な脅迫を受け、家族に話さないよう圧力をかけるために動画まで撮られました」
シノタイさんによると、参加中の費用(民族衣装、メイク代、衣装代、食費など)はすべて自己負担で、総額20万バーツに上ったとのこと。
さらにスポンサー獲得も自力で求められ、王冠の費用まで支払うよう強要されたといいます。
支払いを拒んだため「王冠を没収する」と脅され、極力このディレクターと顔を合わせないようにしていたと証言しています。
また、プレー・ウタイターニー・ブリラム各大会でも、参加者は十分なケアを受けられず、メイク代まで請求されるなど、運営からのサポートはほとんどなかったといいます。
さらに1年間の契約で毎月1万~5万バーツを物販やその他の方法で集金させられ、達成できなければ自腹で差額を埋めるよう求められたとのこと。
後になって仲間も同じ被害に遭っていることを知り、今回集団で告訴することを決めたとしています。
また、ナッタモンさん(プレー県 第3位) も「賞金を受け取れなかった」「韓国で整形手術を受けるよう勧められたが費用は全額自己負担」「賞金を辞退するよう言われたが拒否した」と証言しています。
このディレクターについて「出場者を適切にケアする能力がなく、不適切な行為で多くの迷惑をかけている」と批判しました。
さらに「出場すれば芸能事務所の端役として起用する」と事前に説明されていたものの、実際には誰一人として出演の機会を与えられなかったなど、他の詐欺的行為も明らかにされました。
タンコン氏は「本日は、9月1日に行った第1陣の告訴に続き、追加の被害届を提出する。今回の行為が他の罪にも該当するのか、当局に徹底的な捜査を求めたい」と述べています。
だからミスコンって嫌いです。
特にタイの企業に買われたことで、さらに裏でこのような被害が加速するものと思われます。