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またまた新たなドラッグがタイで流行中! 一見判別不能、医師が警告「マジックペーパー」の恐怖!
- 2025/9/1
- 疾病(Covid-19等)

最近、若者の間でパーティーや宴会の場で「キメキメペーパー」(กระดาษเมา)あるいは「デススタンプ」(แสตมป์มรณะ)と呼ばれる薬物が流行しているという情報がSNSで流れています。
これについて、厚生省国立薬物依存治療リハビリセンターのアンクーン医師がインタビューに答えています。
アンクーン医師によりますと、「キメキメペーパー」もしくは「デススタンプ」は、外国では「マジックペーパー」と呼ばれ、約70年前から存在する薬物の一種だといいます。
外見は切手に似た小さな紙片で、薬物を吸収させることができ、主にLSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)という幻覚作用を持つ第一種規制薬物が染み込ませてあるとのこと。
通常は大きな紙片で売られ、使用者が小さく切って舌の上に置き、30分以内に強い作用が現れ、その後徐々に減少するが、効果は最大で12時間持続するのだと言います。
さらに多くの使用者は、LSDに加えてアルコールや大麻など他の薬物を併用し、より強い幻覚作用を引き起こすケースが多いといいます。
使用者は幻覚で光や色彩を見たり、現実感を失い、身体の制御が効かなくなります。
たとえば「自分は飛べる」と思い込み高所から飛び降りたり、「誰かに襲われる」と錯覚して他人を攻撃するなど、極めて危険な行動に至る場合があります。
アンクーン医師はまた、この「マジックペーパー」の特徴は 無臭・無味・無色 であるため、単なるキャラクター柄の紙に見え、周囲が気づきにくいと指摘しています。
周囲の人は使用者の行動の異変に注意し、早期に助けられるよう警戒が必要だと述べています。
依存性は覚醒剤のように毎日使用したくなるほど強いものではないが、長期使用で「フラッシュバック」が起き、薬を使用していない時でも幻覚症状に苦しむことがあります。
価格面では、覚醒剤(ヤーバー)やアイス(メタンフェタミン結晶)、大麻などに比べて非常に高価で、1枚約300バーツ。裕福な層や外国人コミュニティのパーティーで流行しており、かつてハイソ層にアイスが広まった状況と似ているといいます。
さらに懸念されるのは、既に精神疾患を抱えている人が使用した場合、症状が急激に悪化することです。
特にうつ病患者が使用すると、一時的な多幸感の後に神経系が破壊され、症状が悪化し、自殺に至るケースもあると警告しています。
本当に、薬物がばっかりが流行する国だな。
御菓子かドラッグか全く判別付かないような代物が出回っています。
タイ人から、不用意にものをもらって口にしない方が良いでしょう。