サハグループ「キングスクエア コミュニティモール」開業。タイ初出店「大将軍バーガー」など。

サハ・グループは8月27日、バンコク・ラマ3通りに総額10億バーツを投じた商業施設「KINGSQUARE コミュニティモール」を正式にオープンしました。
これは、タイの小売市場が従来型の大型高級ショッピングセンターから、地域密着型のコミュニティ志向へと移行している流れに沿ったものだと述べています。

この5階建てモールは延床面積23,000㎡、駐車場216台を備え、同グループが展開する複合開発「KINGSQUAREプロジェクト」の一部を構成しています。
プロジェクトには、キングスカレッジ・インターナショナルスクール・バンコク、キングスクエア・レジデンス、デュシット・スイーツ・キングスクエアも含まれています。

このモールは、サトーン、バンコーレーム、ヤンナワーの3区にまたがるラマ3地区を主なターゲットとしています。
住民登録データによれば、この地域の人口は25万人を超えており、中流層から上中流、富裕層向けの住宅地へと発展が進んでいると言われています。

核となるテナントは、1,200㎡を超えるヴィラマーケット、日本製品を扱うスタンダードプロダクツのタイ1号店、東南アジア最大規模となるサムスンのビジネスエクスペリエンススタジオ、飲食店は「紅包(Hong Bao)」「金子半之助」「ダイショーグンバーガー」(Daishogun Burger)などが出店します。
日本のバーガーチェーン「ダイショーグンバーガー」は、今回がタイ初進出となります。

さらにサハ・グループは、東急株式会社、A49、PIA、タイ大林組、ストーンヘンジ、サムスン、セコム、SCGビルディング&リビングケアコンサルティング、ナイトフランクなど国内外の企業と協力し、「Community of Kindness(思いやりのコミュニティ)」を掲げています。

モールの運営は、サハグループと東急株式会社が合弁で設立した「サハ東急プロパティマネジメント」が担っています。

来場者数は1日約1,000人を想定し、営業時間は午前8時から午後9時まで。
施設には太陽光発電パネルを設置し、ペット同伴可とするほか、学習塾、アクティブラーニングセンター、美容クリニック、フィットネス&ウェルネス「Quantum Young」なども入っています。
イベントやコンサートに利用できる多目的ホール「KingsSquare Hall」も備え、毎月1〜2件の催事開催を見込んでいます。

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