日本人の信用度失墜! タイで日本人観光客3人が、高額ヴィンテージTシャツを窃盗。

日本人の信用も地に落ちたものです。

ノンタブリー県バーンヤイ郡サオトンヒン地区にある古着Tシャツ店を営むカンプラポン(42)さんと妻のピヤヌット(43)さんは、事件の詳細を語っています。

彼らの店に日本人3人組が客を装って入店し、ヴィンテージTシャツを選んでいるふりをしながら、店主の隙を突いてハーレーダビッドソンの希少Tシャツ(1万5,000バーツ相当)を盗み出したといいます。

「日本人といえば規律正しく責任感が強い国民性で知られているのに、まさか盗みを働くとは本当にショックでした」と夫婦は語り、バーンヤイ警察署に被害届を提出しています。

ピヤヌットさんの説明によると、事件は8月18日午後3時ごろ。

夫が子どもの迎えに出かけていた間、店にいたのは妻一人だったと言います。
そこに20〜25歳くらいの日本人男性3人が来店し、古着Tシャツについて尋ねてきました。

日本人客3人は、3,000バーツで30枚まで選べる袋詰めTシャツを選ぶため、約2時間かけて物色していたと言います。
しかし気に入ったのは19枚だけ。
そこで彼女は「遠くから来てくれた外国人客だから」と特別に、店頭の品から追加で選ぶことを許可したと言います。
最終的に26枚を選択していました。

その後、彼らはさらに「90年代ヴィンテージTシャツはあるか」と尋ねてきたため、彼女は別の店舗区画に案内し、1枚売りの高額品コーナーに連れて行きました。
そこで彼女は、希少な90年代ハーレーダビッドソン「3D」Tシャツ(1万5,000バーツ)を取り出して見せました。

その時、日本人2人が彼女を会話で引きつけている間に、もう1人(黒いTシャツ・キャップ着用)がそのTシャツをカバンへ素早く隠し、盗んだと言います。

最後に彼らは別の品に対して1,000バーツを支払い、普通の客のように店を後にしたとのことです。

ピヤヌットさんは当時盗難に気づかず、8月20日に常連客からそのハーレーTシャツを求められた際に見当たらないことに気づきました。

防犯カメラを確認すると、日本人客の一人が盗んでいた映像がはっきりと映っていたと言います。

夫のカンプラポンさんも大きな失望を語っています。

「せっかく外国から店に来てくれたお客さんが、実は泥棒だったなんて…。日本人が犯人だなんて思いもしなかった。証拠を見て本当に信じられなくなりました。今の世の中、どの国の人でも信用できないと痛感しました」

古着をさばくところは限られているでしょう。
90年代ハーレーダビッドソン「3D」Tシャツを売りに来た者がいたら、それは盗品です!

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