タイ警察麻薬取締課、麻薬組織に関与した不正警官2名を逮捕。マネーロンダリングも。

2025年1月19日、警察麻薬取締部は、ルーイ県から密輸されたメタンフェタミン300万錠を車で輸送していたとして、ナコンパトム県の民家で、男1名と女1名を逮捕しました。

捜査の結果、この犯行のリーダー「ビアー」ことティーラユット容疑者(逃走中)をはじめ、密輸調達役、実行役など計5名に逮捕状が発行され、このうち3名を確保しました。
また資金洗浄ルートを調べたところ、資金移動を担当する人物らを発見し、クリッサダー容疑者ら2名を逮捕しました。

さらに、この麻薬資金の現金引き出しに警察官が関与していることが判明し、証拠を基に刑事裁判所から2名の逮捕状を取得しました。

その結果、8月15日、警察当局は、警察官2名を逮捕しました。

容疑は「組織的資金洗浄罪(違法資産の移転・受領による出所隠匿または他者の犯罪助長)」です。

押収資産は1回目で1,142万バーツ、2回目で2,378万9,000バーツ、合計3,520万9,000バーツ。

警察庁は、政府の麻薬撲滅政策に沿い、関与した警察官を階級問わず厳正に処分し、すべての地域の安全と国民の信頼確保を目指すとしています。

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