タイ代表が初代アジア王者に! 本田圭佑考案 4v4、初の国際大会「TOYOTA Presents, 4v4 ASIAN CUP 2024-25」開催。

Now Do株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:本田圭佑)は、2025年8月10日(日)、東京・大田区総合体育館において、アジア10の国と地域から選出された代表チームによる国際大会「TOYOTA Presents, 4v4 ASIAN CUP 2024-25」を開催いたしました。決勝戦では、タイ代表「LUCKY BOYS」とシンガポール代表「Hart United」が対戦し、6対0でタイ代表が勝利、初代アジア王者の座を獲得いたしました。

大会終了後には、特別企画「スペシャルマッチ」を実施し、発起人の本田圭佑をはじめ内田篤人選手、柿谷曜一朗選手、松井大輔選手が出場。大会参加選手との4v4形式の対戦を通じ、会場全体が熱気に包まれました。

タイ代表「LUCKY BOYS」

「この大会の経験と、今感じている気持ちを忘れないでほしい。すべて大切な財産になる」本田から熱いエール(開会式)

8月10日(日)10時、アジア各国で好成績を収めた10チームが大田区総合体育館に集まりました。開会式が始まり、本大会の発起人である本田圭佑(以下、本田)が登場。世界各国から集まった選手たちに開会の挨拶を行いました。

 

本田は参加選手に向けて、英語でスピーチを実施。「この大会の経験と、今感じている気持ちを忘れないでほしい。勝てば喜び、負ければ悔しさがあるだろうが、それもすべて大切な財産になる」とのメッセージが伝えられました。

さらに、「後悔のないよう、持てる力をすべてフィールドに出し切ってほしい。そして、アジア初のチャンピオンを目指してほしい」と呼びかけ、会場は大きな拍手に包まれました。

また、本田から観光の予定について聞かれると子どもたちは「家族とディズニーランドに行く」「大阪万博」などと答え、日本各地への旅行や文化体験も兼ねて来日していることを明かしました。

4v4のルールを駆使し勝利をつかんだタイ・LUCKY BOYSが優勝、2位シンガポール・Hart United、3位日本・GAMER

日本・GAMER
タイ・LUCKY BOYS

予選はメインアリーナとサブアリーナの2会場に分かれて展開され、各国の言語による熱い声援があちこちから飛び交い、会場は大きな盛り上がりを見せました。

 

4v4では、ベンチにコーチや監督を置くことができない特別ルールが採用されており、選手たちは自らタイムアウトを取り、声を掛け合いながら10分間の試合中に戦術を練り直します。勝利した試合でも、思い通りにいかなかったプレーを振り返り涙を流す選手や、試合後にコート外のコーチへ助言を求め、次戦で見事ゴールを決めるなど、一戦ごとに成長を重ねる姿が随所に見られました。後半での大逆転もあり得るこのルールによって、誰も予想できない試合展開が各所で繰り広げられました。

 

準決勝では日本とタイが対戦。会場では同年代の小学生が応援をリードし、「日本!」「頑張れ!」の声が響き渡った。試合は同点のままサドンデスPKにもつれ込み、日本は惜しくも敗退。PKを外した選手がその場に崩れ込むと、仲間たちが駆け寄り肩を叩き励ます姿が印象的でした。

 

3位決定戦では日本がフィリピンと対戦し、21対0で勝利。準決勝の悔しさを爆発させるかのような試合内容となりました。決勝戦はタイのLUCKY BOYSとシンガポールのHart Unitedが激突。タイは開始2分で鋭いシュートを決め3対0とリードを広げ、その後も攻撃の手を緩めず6対0で勝利。試合後、選手たちはタイ国旗を掲げ、「Amazing!」「この歓声の中で試合できて最高だった」「両親に感謝している」と笑顔で語りました。

 

決勝終了後は、各国から選ばれた代表選手が、レジェンドチームとのスペシャルマッチに挑戦。東京都品川区・大田区を拠点に活動する和太鼓チーム「めでたい一座 福の音」によるパフォーマンスと観客の歓声に包まれ、本田、内田選手、柿谷選手、松井選手が次々と入場し、会場の熱気は最高潮に達しました。

注目のスペシャルマッチ!レジェンドチーム vs ASIAN ALL STARS

スペシャルマッチは、レジェンドチーム対ASIAN ALL STARS Bチーム(チャイニーズタイペイ・インドネシア・韓国・フィリピン・タイ) の一戦から幕を開けました。本田がゴールキーパーとして出場し、内田選手、柿谷選手、松井選手がフィールドプレーヤーとして登場。試合開始前には会場全体の10カウントでキックオフセレモニーが行われました。

 

試合は開始わずか30秒、松井選手の巧みなパスを受けた柿谷選手がゴール左隅に鮮やかなシュートを突き刺し、2点を先制。さらに松井選手のアクロバティックなオーバーヘッドシュート、そして本田がキーパーながらも攻め上がって決めたゴールなど、レジェンドチームは自由で遊び心あふれるプレーを次々と披露。本田のフリースタートシュートによってスコアは5対0に。

 

一方のASIAN ALL STARS Bチームも意地を見せ、連携を活かしたパスワークや守備で応戦。韓国のキム・シワンが力強いミドルシュートでゴールを狙い、フィリピンのオリバー・チェン・カンボとのコンビで決定機を作り出しましたが、本田がゴール前で鋭く反応し、得点を許しませんでした。

後半には、柿谷選手からのパスを受けた内田選手がゴールを奪い、点差はさらに広がって8対0に。終盤にはインドネシアのアンドリアン・バタラ・セナが疲れの見えたレジェンドチームの隙を突いてドリブル突破を試みるなど、最後まで攻めの姿勢を見せたが、スコアは動かずタイムアップ。

終始主導権を握ったレジェンドチームが、8対0で圧巻の勝利を収めた本試合。観客からは惜しみない拍手と歓声が送られ、世代と国境を超えた一戦は大きな盛り上がりとともに幕を閉じました。

 

本田・内田選手・柿谷選手・松井選手が魅せた圧巻パフォーマンス、子どもたちとアジアにエールを送る一戦に

続くASIAN ALL STARS A チーム(カンボジア・中国・香港・日本・シンガポール)との試合では、レジェンドチームのゴールキーパーが本田から内田選手へと交代。開始わずか5秒、本田の鋭いミドルシュートで試合が勢いよくスタート。本大会でも堅守を見せていたシンガポール代表GK、ジュアン・パブロ・リタナ・ペレズがそのシュートを含めた数々の決定機をセーブし、序盤から白熱の展開となりました。

 

しかし、試合開始から1分30秒、柿谷選手からのスルーパスを受けた松井選手が鮮やかなシュートを決め、3対0とリードを広げました。続けて本田の軽やかに浮かせたシュートがペレズの牙城を崩し、スコアは5対0に。

 

焦りの色を見せるASIAN ALL STARS A チームは、普段は見せないショットクロックでのミスや不用意なパスで主導権を奪われる場面も。さらに、松井選手の鋭いパスカットから本田にボールが渡り、ヘディングシュート、さらにはこぼれ球をリフティングで押し込むという華麗な一連のプレーを披露しました。司会者からは「こんなシュートがあったのか」と驚きの声も上がり、スコアは8対0へ。

 

日本代表の佐藤雅飛も足技を活かしドリブルでゴールに迫るなど個々のスキルが光る中、カンボジア代表のフル・リーセンホンがシュートを放つも得点には至らず。中国のシェー・スーイが広い視野と展開力で流れを変えかけるも、シュートにはつながらず。

流れを切ったのは再びレジェンドチーム。柿谷選手がシェー・スーイの股を抜いてそのままゴールに流し込み、11対0に。直後、シェー・スーイも意地の連続シュートを決めて反撃を試みました。

ASIAN ALL STARS Aチームは果敢に攻め込み、何度もゴールを狙うも、わずか数センチの差で得点を逃す場面が続きました。

 

その隙を突いたのは再び本田。守備の裏をかき冷静にシュートを決め、スコアは14対0。大差がつく中でも、物怖じせず戦い抜くASIAN ALL STARS Aチームの姿勢は、観客の心を打ちました。

 

後半1分を過ぎると、会場のボルテージは最高潮に。手拍子と声援が響き渡る中、香港のリー・チェン・シンが再びゴール前で決定機を迎えるも、枠を捉えられず。試合はそのまま14対0で終了し、会場はスタンディングオベーションと大歓声に包まれました。

 

試合後、ABEMAの解説を務める槙野智章氏によるインタビューがレジェンド選手に行われました。

本田は「アジア各国のこれからの更なる成長がとても楽しみ」と語り、松井選手は「アジアのサッカーやフットサルの普及に繋がるきっかけにもなり、子ども達にとっては非常に良い経験になると思う」とコメント。

 内田選手は「子ども達のレベルの高さに驚かされました。また、支えている親御さんには、勝負にこだわって、引き続き大好きな子ども達のサポートをしてほしい」と話し、柿谷選手は「子ども達には、自分たちがしたいプレーを全力でやってほしい」とエールを送りました。

試合の最後には、本田圭佑から各チームへの表彰と記念撮影が行われ、熱戦の幕を閉じました。

ASIAN ALL STARSの2チームと、レジェンドチーム

子どもたちの自立心と非認知能力を育むために生まれた新しいサッカー大会4v4、100カ国規模への広がりを目指した未来の展望(閉会式

クロージングセッションでは本田より、「4v4は、色んな思いを込めて作った子どものサッカー大会です。1試合10分という短い時間で、練習してきたことをすべてピッチに出さなければなりません。最大の特徴はコーチがベンチにいないこと。子どもたちが自分たちで作戦を考え、友達と意見を出し合い、勝利を目指します。今の時代、大人がいない環境で本気で勝負する場は減ってきています。だからこそ、この環境で成長してほしい。

 

これからAI化が進んでいきますが、コミュニケーション能力、諦めない気持ち、そして非認知能力を身につけてほしい。4v4はサッカーと違って3点差からの逆転勝利もあり得ます。最後まで勝ちにこだわる姿勢を育てたいと思っています。

 

今回、初めて10カ国で開催できましたが、これで終わりではありません。20、50、100カ国と増やし、最終的にはワールドカップ参加国並みに拡大したい。将来、この大会出身の子どもたちが世界で活躍し、皆さんを喜ばせる日が来たら、4v4を立ち上げた甲斐があります。それだけでなく、素晴らしい人材を社会に送り出していきたい。

 

大会3年目となり、観客の皆さんも4v4の楽しみ方を理解して、大きな声援を送ってくれています。今年の試合では、小学生のうちから各国代表と戦える貴重な経験を多くの子どもたちが得ました。スペシャルマッチでも、結果に関わらず名プレーが数多く生まれ、成長を感じられました。

 

日本の選手はきれいな試合運びを好む傾向がありますが、他のアジア諸国では勝ちにこだわる姿勢が目立ちます。各国の盛り上がりが結果にもつながっており、日本も負けずに頑張ってほしいです。最後にいつも4v4を応援し、サポートしてくださっている皆様に感謝申し上げます。」と締めくくりました。

見逃し配信

「TOYOTA Presents, 4v4 ASIAN CUP 2024-25」の模様は見逃し配信でお楽しみください。

 

♦︎ABEMA

https://abema.tv/live-event/3803b329-134a-4b7a-af2b-c5d5c0c87d14

 

♦︎「4v4」公式YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/@4v4official

会社概要

■Now Do株式会社

所在地:東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新宿三井ビルディング11階

代表者:代表取締役社長 本田圭佑

創業:平成29年(2017年)

資本金:1億円

事業内容:4人制のサッカー全国大会・教育サービス・スポーツ人材マッチングサービスの提供並びに運営システムの開発。施設運営の計画立案、集客支援、コンサルティング業務。

企業HP:https://nowdo.jp/

4v4公式Webサイト:https://4v4.jp/

X(4v4):https://twitter.com/4v4official

Instagram(4v4):https://www.instagram.com/4v4official/

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