タイ東北地方「ムックダーハーンプリンセス」号が座礁。メコン川の急激な水位低下。

8月6日、タイ東北地方ムックダーハーン県で、メコン川の水位が急激に変動したことにより、観光船「ムックダーハーン・プリンセス」が岸に乗り上げてしまうというトラブルが発生しました。

8月2日時点では川の水位が12.08メートルにまで上昇し、この船は通常通りムックダーハーン市内の堤防前、サワンナケートへの国境フェリーターミナル付近の桟橋に停泊していました。
しかし、その後の水位の急激な低下により、船がコンクリートの階段部分に押し寄せられ、船首が階段に接触した状態になったと言います。

数日後の8月6日には、水位が11.18メートルまで下がり、かつて水に浮いていた船首部分がその階段にがっちりと引っかかり、船が自力で動けなくなっていました。
船長は長時間にわたりエンジンを始動し、脱出を試みたものの、動かすことはできなかったとのことです。

現在、関係当局が現場で状況を確認しながら、船を元の位置に戻すための方法を検討中です。
必要であれば、牽引などの救出手段を講じる予定ですが、さらに水位が下がれば移動作業が一層難しくなる可能性があるとして、急ぎの対応が求められています。

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