タイの留置所大公開! パタヤ警察『クリーンステーション』で5大方針。施設の近代化と快適な環境づくり。

パタヤ市警察署は、タイ王国警察本部が推進する「クリーン・ステーション」政策の実施を発表しました。
この5つの方針は、警察署内の清潔さと秩序を高め、地域住民および外国人観光客の信頼向上と良い印象の形成を目的としています。

パタヤは世界中から観光客が訪れる主要な都市であり、警察署も国際的な基準にふさわしい姿勢を求められています。
以下の5つの施策を通じて、施設の近代化と快適な環境づくりを目指すと発表しています。

クリーン・ステーションの5つの重点施策

①清潔文化の促進

 職員は自らの職場の清掃と秩序維持に責任を持ち、少なくとも月1回の「ビッグ・クリーニング・デー」を実施して、習慣としての清潔意識を高めます。

②責任区分の明確化

 取調室、留置所、会議室などの各エリアに対して担当チームを設け、毎日の清掃を実施。各区域には「エリア監督者」を配置し、基準順守を確認します。

③利便性の高い環境整備

 案内表示の明確化、緑地の整備、駐車場や国旗掲揚エリアなどの周辺空間も含め、利用者が快適に過ごせる環境を整えます。

④トイレの衛生基準引き上げ

 トイレは1日2回以上の清掃を行い、清掃担当者の情報を明示。市民用と警察職員用に分けた利用区分を徹底し、秩序を確保します。

⑤継続的な評価体制

 管理部門による月次評価に加え、QRコードやアンケートを通じて市民からのフィードバックも収集し、満足度を可視化します。

パタヤ警察は「市民の参加こそがこの取り組みの成功の鍵である」と語り、サービスカウンターにはQRコードを設置。Facebook公式ページ「Pattaya City Police Station」でも情報を発信し、地域社会との連携を強化しています。

この政策は、タイ警察のイメージ向上と、訪れるすべての人にとって信頼できる、プロフェッショナルな警察機関づくりの一環として実施されています。

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