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世論調査:タイの政治指数急落!:職務停止処分中のぺトンタン首相への評価、どん底ドンに。
- 2025/8/3
- もっと知りタイランド

タイのスアンドゥシット世論調査によりますと、2025年7月のタイの政治指数は3.86に落ち込み、国民の懸念が広がっていることが明らかになりました。
タイ・カンボジア国境での緊張や北部の洪水、首相の職務遂行に対する信頼低下などが主な要因とされています。
この調査は、7月26日から31日にかけて、2,171人を対象に実施されました。
政治指数は25の指標に基づいており、6月の4.13から大幅に低下しました。
ほとんどの指標が悪化する中、唯一「政府による公共情報の開示」だけが改善され、6月の4.11から7月には4.20に上昇しました。(ほとんど変わりませんが)
◆変化のなかった2つの指標
・政党の全体的な業績:4.20
・社会全体の状況:4.08
◆上位5つの指標
①野党の業績:4.36(6月は5.15)
②国民の権利と自由:4.34(6月は4.58)
③公教育の発展:4.33(6月は4.45)
④国民の参画:4.31(6月は4.38)
⑤政党の全体的な業績:4.20(変化なし)
この世論調査によれば、6月に発生したいくつかの出来事が国民の感情に影響を与えたとのことです。
その中には、上級僧侶の性的スキャンダル報道、タイとアメリカの貿易交渉、首相とカンボジア上院議長フン・セン氏との秘密会談における売国発言、国境衝突、北部での洪水などが含まれます。
特に首相ぺトンタン・チナワット氏の職務評価指標は、6月の3.97から7月には3.43まで下落し、元々低かった指標がさらに下がり、今年最も低い評価となりました。
これは、政府の業績と国民への説明責任に対する不満が高まっていることを反映しています。
◆政府の主要な成果(上位3つ)
①42.21%:国境紛争について米国へ説明を送付
②40.51%:タイ・カンボジア国境地域の住民支援
③17.28%:電車の20バーツ均一料金政策の実施