- Home
- 事件(タイローカル)
- なぜ無許可で10年間も営業できた? タイ中部にあるカラオケ店、未成年者売春斡旋の罪で逮捕。
なぜ無許可で10年間も営業できた? タイ中部にあるカラオケ店、未成年者売春斡旋の罪で逮捕。
- 2025/8/3
- 事件(タイローカル)

8月2日、タイ警察人身売買対策課は、50歳の女性ウドムラット容疑者を以下の容疑で逮捕しました。
・18歳未満の未成年者を対象に、性サービスを強要し利益を得ていた
・売春目的で、15歳以上18歳未満の人物をあっせん
・無許可で風俗店を営業
摘発された店は、ロッブリー県パホンヨーティン通り沿いにあるカラオケ店でした。
事前に警察は、このカラオケ店で少女が売春させられているとの情報を掴んでいました。
捜査員は客に扮して潜入捜査を行ったところ、ウドムラット容疑者が自らを店舗の経営者であると名乗ったことが確認されました。
店内では、若い女性スタッフが客と一緒に飲食をしながら接客している様子も確認されました。
そこで警察は、売春が行われているかどうか確認のため、少女(仮名、16歳)購入に2,000バーツを支払います。
代金を支払った後、少女と近くのホテルへ連れて行き、そこで捜査員が身分を明かして現行犯逮捕となりました。
取り調べの結果、ウドムラット容疑者は「自分はこのサービス業を約10年間営んできたが、一度も営業許可を取得したことはない」と認めていると言います。
また、未成年の少女に性サービスを提供させる際には、「客と外出する前に自分に報告すること」「サービス提供後は一回ごとに200バーツを自分に渡す」という取り決めがあったことを認めているとのことです。