タイ東北部、「タイで働き続けたい」カンボジア人の願いも空しく…。アイスクリーム販売で不法就労罪。

7月31日13時40分ごろ、タイ東北部のウドンタニー県にて、違法に滞在し就労していたカンボジア人8名(男性5名・女性3名)が、住宅に集まりアイスクリームの販売準備をしていたとして摘発されました。

摘発時の状況

・摘発の現場は、ウドンタニー市内のドンウドム地区の一軒家。
・外観は緑のネットで目隠しされ、内部にはアイス用冷凍庫50台以上と、サイドカー付きバイク7台、手押し車10台などを発見。
・滞在許可はすでに切れており、1名はパスポート自体を所持していないことが判明。

取り調べでの供述

・彼らは10年近くタイで生活しており、バンコクやノンタブリーで建設業に従事していたが、仕事がなくなりロイエット県で職探しをしていた。

・タイ人からアイスクリーム販売の仕事を紹介され、3,000バーツでピックアップトラックを借りてウドンタニーへ移動。

・1日300バーツの賃金で販売する予定だったが、販売開始前に摘発された。

「帰国しても収入源がない。できることは農業だけ」「選べるならタイで働き続けてお金を貯めたい」と語っています。

しかしながら当局は、強制送還の手続きを進めているとのことです。

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