タイでスパイ行為を行った場合、どのような罪に問われる? その答えはなんと!

タイでスパイ行為を行った場合、どのような罪に問われるのでしょうか。

7月27日、タイ王国警察庁の副報道官は、スパイ行為に該当する可能性のある行動の特徴を5つ挙げ、市民に監視と通報への協力を求めています。

スパイ行為と見なされる5つの行動例

①軍や戦略拠点の情報収集

 例:基地や物資・武器の輸送ルートなどを撮影・録画する行為。

②治安当局の動向追跡

 例:部隊移動や装備配置の監視・記録など。

③不審な行動

 例:現地での頻繁な撮影、理由のない接近、目的のない徘徊など。

④立ち入り禁止区域への無許可侵入

 例:避難命令区域への進入や深夜の出現など。

疑わしい機材の所持

 例:双眼鏡、軍事用地図、GPS機器などの携行。

これらの行為は、タイ刑法第3章「国家の対外的安全に対する犯罪」に該当し、最も重い場合は死刑が科される可能性がある重大犯罪です。

当局は、スパイ行為またはその疑いのある人物を目撃した場合には、以下の通報先に速やかに情報提供するよう市民に呼びかけています。

・国家安全保障当局・軍・警察
・警察ホットライン 191
・国家警察庁ホットライン 1599(24時間対応)

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