タイ、2025年７月までに外国人観光客1,830万人超を記録。日本からの訪問者が急増、５位に浮上！

2025年１月１日から７月20日までに、タイを訪れた外国人観光客の総数は18,365,651人に達し、観光関連収入は8,506.3億バーツにのぼったと、観光スポーツ省が７月22日に発表しました。

前年比では5.91%の微減となったものの、政府の観光促進政策と季節的な旅行需要により、インバウンド観光の見通しは依然として好調だと強気の発言となっています。

外国人観光客の上位5カ国（2025年1月1日～7月20日）

①マレーシア：2,537,929人
②中国：2,533,179人
③インド：1,308,750人
④ロシア：1,087,174人
⑤韓国：845,686人

７月14日〜20日の週の動向

・観光スポーツ大臣のソラウォン氏は、短距離・長距離旅行の増加が夏季休暇の影響で顕著になっていると述べました。
・この週だけで611,596人の外国人観光客がタイに入国（前週比 +7.16%、1日平均 87,370人）
・日本からの観光客は70.26%の急増で、15位から５位にランクアップ

2025年7月14日〜20日の週の訪問者数ランキング（国別）

①中国：98,081人（+6.48%）
②マレーシア：81,584人（やや減少）
③インド：46,378人（+8.80%）
④韓国：29,347人（+22.47%）
⑤日本：22,042人（+70.26%）

今後の展望

ヨーロッパや東アジア（特に中国・日本）の学校休暇シーズンが続くことや、政府による「Amazing Thailand Grand Tourism and Sports Year 2025」キャンペーンの展開により、今後も外国人観光客の増加が見込まれています。

さらに、TM6出入国カードの免除継続や、航空便数の増加促進政策といった「旅行のしやすさ向上措置（Ease of Travelling）」も、インバウンド観光の追い風となっていると述べています。