またまた中国人拉致事件発生! パタヤで偽警官を装い周囲の人間を欺く。金品を奪い路上に放置。

7月10日午前5時27分ごろ、タイの北パタヤ3通りで、中国人男性が偽の警察官を名乗る複数の男に連れ去られる事件が発生しました。
その様子は現場に設置された防犯カメラに映っており、男たちは白い電動SUVで現れ、男性を無理やり車内に押し込んで拉致しました。

犯人たちはその後、車内で男性から現金やスマートフォンを奪い、さらにモバイルバンキングを使って15万バーツを送金させたうえで、男性を路上に置き去りにしました。

目撃者の証言によりますと、事件発生前、被害者のリン氏を含む3人の中国人男性が近くの中華料理店で食事をしており、解散後、リン氏は配車アプリ「Bolt」の車を待っていました。
その直後、白いSUVが到着し、黒いパーカーを着た男が降りてきて、リン氏を車に押し込もうとしたと言います。
リン氏は抵抗して逃げようとしましたが、最終的に力づくで車内に連れ込まれました。

周囲の人々は、男が「警察だ、お前は詐欺犯だ」と叫んでいたため、本物の警察による逮捕と勘違いして誰も介入しなかったといいます。

その後リン氏は、チャイヤプルック2通りにある射撃場付近に放置されました。
被害者はショック状態で歩いているところを警備員に助けられ、警察が知るところとなります。

リン氏はiPhone13 Pro、iPhone16 Pro、現金15,000バーツ、眼鏡、そして中国の銀行口座から不正送金された150,000バーツを含め、合計で230,000バーツ以上の被害を受けたと証言しています。

事件の通報を受けたパタヤ警察は防犯カメラの映像を精査し、犯行に使用された白いSUVの動きを追跡しています。

 

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