タイ北部・ラムパーン県でM3.0の地震発生。原因は「ターン断層帯」の横ずれ運動。
- 2025/7/8
- タイ北部

7月8日午後2時25分頃、タイ天然資源・環境省 地質資源局 地震災害対策センターは、ラムパーン県メータ郡ナムチョーでマグニチュード3.0、深さ1kmの小規模な地震が発生したと発表しました。
今回の地震の震源は、ターン断層帯と呼ばれる活断層グループに位置しており、北東-南西方向に延びる左横ずれ断層として知られています。
今回の揺れも、この断層の水平方向(横ずれ)運動によるものと見られています。
今回の地震では、ゴカー郡サラ地区の住民によって揺れを感知しましたが、これまでのところ被害の報告はありません。
地震の規模や深さから見て、大きな被害をもたらすものではないとされており、関係当局は「過度な心配は不要」と呼びかけています。