ダメだこりゃ。タイ公衆衛生相、大麻の「麻薬再指定」を再検討。大麻業者に配慮が必要。

これではまたタイ貢献党は、「骨抜き」「口だけ番長」だと言われかねません。

2022年に合法化された大麻の扱いについて、タイ政府は麻薬リストへの再分類(再び規制薬物とすること)を検討中であるものの、現時点では明確なスケジュールは未定だと、ソムサック公衆衛生相が7月5日、記者団に語りました。

■ 背景:全国に1万8,000以上の大麻販売店

公衆衛生省は、大麻合法化後に全国で約1万8,000軒以上の大麻販売店が営業しており、総投資額は3~4兆バーツ(約1,300億円)に達すると述べました。

そのため、大麻を麻薬に再分類する場合、既存の投資家に損失を与えないよう慎重な対応が必要であり、抗議活動や訴訟に発展するリスクを最小限に抑える必要があるとしています。

■ 現時点での規制:処方箋が必要な「統制薬草」に指定

現在、大麻は“統制薬草”として指定されており、医師による処方箋が必要だと表面的にはなっています。

処方可能な専門職は、以下の2つに限定されています:

・西洋医学の医師
・タイ伝統医療の実践者

他の医療職種については、今後正式なガイドラインと訓練プログラムが導入されるまで、大麻の処方は許可されていません。

■ 「すぐに麻薬に戻すと1万8,000のビジネスに影響する」

ソムサック大臣は、「即座に麻薬指定すれば、ビジネスに大きなダメージが出る。国民が困るような政策にはしたくない」と発言に変化が現れました。

一方で、「大麻の煙についてはすでに多くの苦情が寄せられており、何らかの規制は必要だ」とも強調しました。

大麻業者に配慮した規制など、できるわけがありません。
規制したら売れなくなるんですから。
現在も処方箋が必要とありますが、金を出せばなんの診察もなく即座に処方箋がでてくるので、全く規制の意味を成していません。
要するにぺトンタン首相が職務停止され、支持率も9%という最低記録を叩き出してもなお、「何もできない」いつものタイ貢献党政権だということです。

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