タイ国家保健保障局が、LGBTQのホルモン療法を無償提供へ。首相支持率低下のための人気取りか?

LGBTQのグループを軽視しているわけではありませんが、もっと切羽詰まった助けが必要な人々がこの国にはいるのではないでしょうか。
そういった人たちは、選挙票に反映しないから無視でしょうか。
ただの浅はかな、人気取りにしか思えません。

2025年6月、タイ国家医療保障局(NHSO)は、LGBTQ当事者を対象にしたホルモン療法を国民皆保険制度(UHC)に正式追加することを決定しました。

これにより、自己判断によるホルモン投与に伴う健康被害のリスク軽減と経済的負担の軽減が期待されます。

予算と施策概要

・予算:1億4,562万バーツ(約5.8億円)
・対象:タイ国内のLGBTQ当事者
提供:医師の診察・評価のもと無料で提供
・支援内容:ホルモン療法薬6種類

無償提供されるホルモン療法薬(6種類)

①リュープロレリン注射(Leuprorelin)
②17β-エストラジオール錠剤
③エストラジオール経皮パッチ
④テストステロン・エナント酸注射
⑤シプロテロン・アセテート錠剤
⑥スピロノラクトン錠剤

自己投薬によるリスクと医療的背景

報道によりますと、医師の監督なしにホルモンを服用・注射することで、深刻な健康被害を受けたLGBTQ当事者が多数報告されており、今回の政策決定の大きな背景となっていると言います。(本当にそれだけ?)

代表的な健康リスク

・骨粗鬆症(骨密度低下)
・血中脂質異常
・高血圧・糖尿病・がんなどの重病リスク増大
・気分障害やうつ病などの精神的問題
・血栓(深部静脈血栓症・肺塞栓・脳卒中)

タイは東南アジアにおいてLGBTQ支援に積極的な国の一つであり、今回の制度追加は当事者の生活の質向上と医療への公平なアクセス保障に向けた大きな一歩といえます。

それ以上に、タイは貧困格差の激しい国でもあります。
国家予算があるなら、学校にも行けず、その日の食事にも困っている子どもたちを救う方が先ではないでしょうか。
ぺトンタン首相の急激な支持率低下によって、人気取りのために急にチェンライ訪問してIDやるとか、LGBTQに寄った政策打ち出すとか、もう魂胆バレバレですので、これではますます人心は離れていくことでしょう。

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