中國EVメーカー「NETA」、親会社が中国で破産申請。タイの「NETA」は事業継続を強調。
- 2025/6/24
- 企業PR

中国の電気自動車メーカー 「ホゾン・ニューエナジー・オートモービル(Hozon New Energy Automobile)」 が、事業再建計画の提出を目的として中国国内の裁判所に破産申請を行ったと、タイの「NETAオート」社が2025年6月発表しました。
その件について、タイの「NETAオート」は、以下のように説明しています。
・今回の破産申請は「企業の清算」ではなく、「法的保護下での再建計画の実行」を目的とするものです。
・再建案が承認されるまで、同社は通常通り営業を継続しながら、債権者との返済期間交渉(3年または5年)や、新規投資家との条件交渉(リブランディングや製品改良など)を進めていく予定だと説明しています。
投資・提携の動き
大手自動車メーカーが同社への出資に前向きであるとの情報もあり、現在交渉が進行中です。
しかしこの交渉には、3〜6か月程度かかる可能性があると言われています。
タイ国内の対応
・NETAタイ法人は、顧客対応の継続を明言。
・特にトラブルの多かったEVの部品 「CDU(充電分配ユニット)」32個については、6月27日までに該当ディーラーへ納品予定。
・タイの消費者保護局と協定を結び、毎月50個以上のCDUおよび他の交換部品の安定供給を約束済み。
タイのEV市場でも注目されていたNETAブランドですが、親会社の法的手続きによる影響を最小限に抑え、顧客サポートを継続する姿勢が強調されていますが、はてさて。