タイ小売り大手「Big C」プラトゥナム「Phoenix」内に205店目をオープン！観光客減も拡大戦略。

タイの大型スーパーケット「Big C Supercenter」は、観光需要の減少や消費の鈍化に対応すべく、2025年に約60億バーツを投資し、店舗拡大とリニューアルを推進します。

ビッグC副CEOのターパニー氏は、このように述べています。

・2025年のタイ経済は横ばいの見通し
・特に中国人観光客の減少により、外国人観光客の消費が減少

　例：ラーチャダムリ店は４月に売上10～20％減、しかし５月には回復傾向
・韓国など他国の観光客がその穴を補いつつある

2025年の投資計画

・投資額：約60～70億バーツ
・大型新店舗：７店舗
・既存店舗リニューアル：多数（観光地優先）

直近の新規開店情報

① Big C @ Phoenix（バンコク・プラトゥーナム）

・第205号店目（全体）／ハイパーマーケットとしてｈ第154号店目
・G階：売場面積約3,000㎡
・「外国人観光客向け」に特化した品揃え（人気のラーチャダムリ店のミニ版）
・開店記念プロモ：599バーツ以上の買い物で、ドリアン1個無料／コンサートチケット200名にプレゼントなど（〜6月30日）

・場所：スカラ劇場前
・外国人観光客向け土産・特産品の新拠点
・ターゲット：旅行者と地元客

・ビッグC フアマーク
・パタヤ・マリーナ
・プレース・ラチャダー
・マーケット・カマラ
・マーケット・パンティップ（チェンマイ）
・マーケット・ホアヒン

下半期の新規出店予定

・プロジェクト・ペットパイブーン
・チャトゥチャック市場（2テナント分）
・パーク・バンナーなど大型店４店舗を開業予定

海外展開の見通し

・2025～2026年はカンボジア・ラオスでの新規投資予定なし
・インドネシアとベトナムへの進出チャンスを検討中
・カンボジア国境の緊張状態後も、現在の20店舗に影響なし（物流・営業ともに通常通り）

タイ小売り大手「Big C」プラトゥナム「Phoenix」内に205店目をオープン！ 観光客減も拡大戦略。