- Home
- 疾病(Covid-19等)
- タイ料理「カオムーデーン」で集団食中毒。葬儀の供食で100人超が病院搬送、猛暑で食材腐敗か?
タイ料理「カオムーデーン」で集団食中毒。葬儀の供食で100人超が病院搬送、猛暑で食材腐敗か?
- 2025/6/16
- 疾病(Covid-19等)

6月16日、タイ・パヤオ県クーウィアン地区で、住民100人以上が腹痛、嘔吐、激しい下痢などの食中毒症状を訴え、病院に搬送される事態が発生しました。
原因とみられるのは、6月15日夕方に行われた住民の葬儀で配布された「カオ・ムーデーン」で、遺族側が用意し、参列者に約700食分配られていたものでした。
影響を受けた住民によりますと、食後わずか2時間も経たないうちに腹部の不快感、吐き気、嘔吐、頭痛などの症状が現れ、中には重症化し、救急車で搬送されるケースもありました。
症状は主に嘔吐と下痢が中心で、多くの人が夜間に急遽病院を受診しました。
当局は、現在のような猛暑の中では食品が腐敗しやすく、細菌による食中毒が起きやすいと警告しています。
今回の原因は、細菌汚染または高温による食品の劣化とみられています。
また、当局は暑い季節における食品の調理・保管方法に十分注意するよう住民に呼びかけており、同様の事態が再発しないよう啓発を強化しています。