ドンムアン空港で発作! 体内に覚醒剤を隠した外国人発見で、タイ国内の麻薬組織が明るみに。

観光警察は、覚醒剤を袋に詰めて体内に飲み込んだオーストリア人に、薬物を販売していた麻薬密売ネットワークのメンバーを逮捕しました。
このオーストリア人は袋が体内で破裂し、オーバードーズでドンムアン空港から病院へ緊急搬送されていました。

この事件は6月10日に発生しました。
43歳のオーストリア国籍のウォルフガングがドンムアン空港で発作を起こし、当局が急いで病院に搬送しました。
医師の診断により、彼の胃の中から200錠以上の覚醒剤が発見され、最終的に外科医が合計1,067錠の錠剤を摘出しています。

その後、警察上層部は、ウォルフガング氏に覚醒剤を供給した麻薬密売ネットワークを特定するため捜査を指示しました。

6月13日、警察はガラーシン県にて、オーストリア人に覚醒剤を販売したとされる容疑者の自宅を捜索します。
そして、覚醒剤錠剤、水晶状メタンフェタミン(クリスタルメス)、その他の証拠品を押収しました。

ウォルフガングのタイ人妻の自宅および容疑者プレムの自宅に対し、ガラーシン県地方裁判所から令状を取得し捜索を実施。その結果、244錠の覚醒剤、1.47グラムのクリスタルメス、計9点の証拠を発見。尿検査により違法薬物の使用も確認されました。

警察は容疑者に対し告発を行い、今後もネットワークの残りのメンバーに対する捜査と法的手続きを継続する予定とのことです。

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