バンコク警察官用アパートの一室で、タイでレイプ犯罪に使用される大量の睡眠薬発見！

6月10日、タイ公衆衛生省ならびに食品医薬品局、麻薬取締警察などの関係者が合同で捜査に乗り出しました。

バンコク・パヤータイ区にある警察官の居住施設「チャルームラープ・フラット」の一室を家宅捜索しました。
この捜査の前に、アルプラゾラム（通称：睡眠薬／タイでは性的暴行目的で悪用される薬）に関する不審な注文履歴を発見しています。

この薬は第２および第4種向精神薬に分類されており、医師の処方が必須です。

現場の状況と逮捕

・現場から大量の薬物が段ボール箱に保管されているのを発見。
・その部屋は「エアー先生」ことアンチュリー・ペッチャラット医師のものと判明。
・男性１名が管理人として拘束され、合計４名が今回の事件で逮捕。

今後の捜査

今回の件に関わったとされる11のクリニックは複数の所有者が存在しており、関与した医師や看護師の有無についても今後詳しく調査されます。
６月11日には全クリニックを家宅捜索し、詳細が麻薬取締警察本部で発表される予定とのことです。