タイオイル社、シラチャー沖で原油約20トン流出。「自然現象による不可抗力」だからマイペンライ!

6月6日 午前10時30分、タイオイル社は、チョンブリー県シラチャーのタイオイル製油所に設置されている海上係留ブイ2号(SBM-2)において、原油が流出する事故が発生したと発表しました。

流出は、2025年6月5日午後11時54分頃に発生したとされています。

今回の事故は、突発的な高波と強風という不可抗力的な自然現象によって引き起こされたものであり、同社は即座に国際基準に準拠した安全手順に従い、原油の積み下ろしを停止しました。

その後、SBM-2に設置された保護システム「ブレイクアウェイ・カップリング」が設計通りに作動し、さらなる被害を防ぐ措置が取られました。

ただし、このシステムのバルブが閉じるまでの間に一部の原油が流出しています。
なお、事故発生前から原油積み下ろしに備えてオイルフェンス(ブーム)が設置されており、現在は新たな漏出は確認されておらず、SBM-2にも損傷はないとのことです。

海面に見られた油膜は、強風と高波によって一部の原油がブーム外に流出したためであり、人的被害は報告されていません。同社は現在、製油所の対応計画に基づき、国や民間部門と連携して油膜除去作業を進めており、今後の進展についても随時報告する予定です。

だから「マイペンライ」だとでも言うのでしょうか。
タイの場合、飲食店のオーダーミスとオイル流出が、同じレベルで扱われてしまいますね。
人的被害など、すぐに出るものではないでしょうし、海洋汚染、自然破壊は免れません。
もう「マイペンライ」やめませんか?

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