タイ中西部、児童売春組織を一斉摘発! リゾート経営者など地元有力者12名逮捕!

6月6日、タイ警察人身売買対策部隊の捜査チームは、カンチャナブリー県内の4か所で児童売春組織を摘発し、容疑者12名を一斉に逮捕しました。

逮捕されたのは、19歳から54歳の男女12人で、中にはリゾート(宿泊施設)オーナーや宝石業者、農園経営者といった地元の有力者も含まれていました。

主な容疑は、以下の通りです。

・容疑者1~4:人身売買の罪(児童の売春を目的とする)
・容疑者3・5・6・7:人身売買(営利目的での売春)
・容疑者8・9・12:15歳以上18歳未満の未成年を親や保護者から不法に引き離し、利益や猥褻目的で利用した罪

今回の摘発は、警察がSNSアプリ「X」を通じて18歳未満の児童を売春させる仲介業者の存在を突き止めたことから始まりました。
おとり捜査を実施し、最終的に17歳と14歳の少女2名を保護。
人身売買の被害者として適切に分類し、支援施設に引き渡されました。

その後の捜査で、複数の人身売買ネットワークの関与が明らかになり、売春斡旋運営者(いわゆる「ママ・パパ」)や顧客も含めた広範な摘発が実施されました。
被疑者らはすでに人身売買対策部隊の第5課に引き渡され、刑事手続きが進行中です。

 

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