拘留中の中国人容疑者、パタヤ警察署から脱走。現場の警察官、椅子に足をぶつけて追跡できず!

6月5日未明、パタヤ市警察署で取り調べを受けていた中国人詐欺容疑者Li Jian(38歳)が、署の2階から飛び降り脱走を図りました。
パタヤ警察は、現在大規模な追跡を行っています。
逃走の瞬間は、監視カメラにも記録されていました。

詐欺事件の概要

リ容疑者は、かつての友人関係にあった被害者と投資目的で中国元をUSDT(暗号通貨)に交換する話を持ちかけました。
被害者は38,712.77 USDT(約126万バーツ相当)を送金し、対価として17万8000元を受け取るはずでしたが、リ容疑者は約束の送金をしなかったため、被害者が警察に通報し事件化しました。

逮捕と逃走劇

その後リ容疑者は6月4日午後3時48分、バンコクのドンムアン空港でベトナム・ダナン行きのフライト搭乗直前にイミグレーションにより逮捕されました。
パタヤ地方裁判所から詐欺容疑で発行された逮捕状に基づくものです。

6月5日午前1時頃、ドンムアン空港からパタヤ署に移送された後、取り調べ中に担当官が一瞬目を離した隙に、留置施設裏側のスライド式窓を開け、署の隣にあるソイ9へ飛び降りて逃走してしまいました。

追跡しようとした警察官は、飛び降りた際に金属製の椅子に衝突し負傷したため、追跡を続けることができなかったと説明しています。

パタヤ市警察署は隊員を総動員してパタヤ全域に捜索を展開しています。
各ルートを封鎖し、CCTV映像の確認を強化して容疑者の行方を追っています。

椅子に衝突して負傷?
もう警察官やめてしまえ!

 

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