タイ首相、空港に国際基準の喫煙所設置を指示。観光客の声と非喫煙者の健康の両立。

政府報道官は6月3日、ペトンタン首相が関係機関に対し、国際基準に準拠した空港内の喫煙所の設置を指示したと発表しました。

観光客らは、多くの国際空港で導入されているような適切に換気された喫煙専用エリアの設置を求めていました。

首相はまた、タイが地域の航空・観光のハブとして発展していることを強調し、空港を利用する乗客数の増加に対応するためにも、利便性と国際的整合性を確保すべきだと述べました。
そのうえで、標準的な換気システムを備えた喫煙所の設置が望ましいとしています。

非喫煙者の健康を最優先に

ただし首相は「非喫煙者の健康が損なわれることのないようにすることが最優先」であると強調。
現在の空港内喫煙を禁止する法令や規則についても、見直しと必要に応じた改正が求められると述べました。

その上で、以下の指示と出したと伝えられています。

公衆衛生省、運輸省、タイ空港公社(AoT)、空港局は連携し、非喫煙者に影響を与えず、既存の法律に違反しない喫煙所の設置を行うこと。

公衆衛生省および関係省庁は、空港内の指定喫煙所での喫煙を可能とするための法規制の見直しと改正を進めること。

それ以外の場所で吸った者への罰則も必要ですね。

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