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タイ国政府観光庁、日本3都市で大型プロモーション実施! 中国人が離れたタイ観光を救えるのか?
- 2025/5/30
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タイ国政府観光庁(TAT)は、日本からの観光客誘致と観光収入の向上(目標:550億バーツ)を目的に、「アメージングタイランド ロードショー to ジャパン(Amazing Thailand Roadshow to Japan 2025)」を開始しました。
開催地は、東京(5月26日)・名古屋(5月28日)・福岡(5月30日)の3都市です。
日本市場は回復傾向
2024年には新型コロナ以降初めて日本からの観光客が100万人を超え、2025年はさらに前年比12.3%増加、1月〜4月の来訪者数は37.4万人に達しています。
これは、日タイ間の航空便回復が主な要因だと伝えられています。
ビジネス交流とプロモーション
イベントにはタイの観光関連企業25社と日本の旅行業者60社以上が参加し、1,000件以上の商談が予定されています。
内容は以下の通り
・B2B商談(8分間のセッション)
・製品紹介・ネットワーキング・クイズ大会
・「Amazing Thailand」ブランド認知強化
また、サステナブルツーリズム(持続可能な観光)として、サンゴ礁再生や地域密着型観光(CBT)、SDGsに基づくエコツーリズムパッケージなども紹介されています。
ターゲットは若年層・Z世代・そしてBLファンも
TATのパタラノン副総裁は、旅行の閑散期とされるグリーンシーズン(5~10月)の需要喚起を狙い、ミレニアル世代やZ世代など新しい市場層をターゲットとしています。
BL(ボーイズラブ)作品やドラえもん(テレビ朝日)とのコラボなど、日本の若者文化に寄り添った施策も展開しています。
課題も存在
・円安により渡航費用が約30%上昇
・日本の国内旅行キャンペーンが活発
・日本発タイ行き航空運賃が依然として高額
TATイベント開催場所
東京:品川プリンスホテル(5月26日)
名古屋:コートヤード・バイ・マリオット(5月28日)
福岡:オリエンタルホテル福岡 博多駅(5月30日)
これまで中国人、中国人と中国一辺倒でしたが、中国人観光客が政府の失策などによって離れたた、ようやく日本に目を向けてくれたようですが…。
はたして今の日本人が、どれだけ期待に添えることができるでしょうか。