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【世論調査】スワンナプーム空港に「喫煙所がいるのか問題」に一定の答え。火災警報器の作動など度々。
- 2025/5/30
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長らく議論の的となっている「空港に喫煙所がいるのか問題」に一定の答えが出ました。
5月29日、ノースバンコク大学ノースポール世論調査センターは、5月26日に全国1,200人を対象に行った「スワンナプーム空港での喫煙所設置」に関する世論調査の結果を発表しました。
■ 喫煙者の本音:「喫煙所がなければどこで吸う?」
「もし空港に喫煙所がなければ、どこで喫煙するか?」という質問に対し、回答は以下の通りでした。
・トイレ内で喫煙する:9.6%
・通路で喫煙する:24.4%
・人目のつかない場所で喫煙する:34.7%
・吸わない:31.4%
これらの行動により、火災警報器の誤作動や建物内の空気環境の悪化が頻発しており、さらに空港内に吸い殻のポイ捨てなども発生してイメージの悪化を招いていると指摘されています。
■ 「空港に喫煙所を設けるべきか?」→「設置すべき」が多数派
続いて「空港に専用の喫煙所を設けるべきか?」という質問では、以下の結果が得られました。
・設けるべき:52.8%
・設けるべきではない:24%
・意見なし:23.2%
■ 国際基準に適合、火災リスクや受動喫煙の軽減も期待
サーニット准教授は、「空港ビル内に国際基準に準じた喫煙所を整備することで、旅客サービスの質が向上し、受動喫煙による健康被害や火災リスクも大幅に軽減される」と述べました。
この調査結果は、空港利用者の多様なニーズに対応した公共スペース設計の必要性を示唆しています。
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