パタヤのコンドミニアム38階からコンクリート片落下。オーストラリア人男性負傷。

５月28日午後５時36分、パタヤ市カオプラタムナック地区、バリハイ・アンダーパス付近のコンドミニアムでセメント製装飾パネルが崩落し、負傷者が出たとの通報が入りました。

現場は、コンドミニアムの38階付近から装飾用のセメント板が崩れ落ち、破片が地面に散乱した状態となっていました。
負傷者はオーストラリア人のスミスさん（57歳）で、頭部・右腕・右脚に怪我を負い、救助隊が応急手当を行ったのち、病院へ緊急搬送されました。
さらに、周辺のバイク数台も破損していました。

このセメント板は建物側面に取り付けられていたものであり、過去に損傷が指摘される写真があったにもかかわらず、修繕が行われていなかったとの証言がありました。
破片は、プール脇の金属製ひさしを直撃し、幸いにも観光客に直接当たるのは避けられました。

目撃者のウィーラポンさん（59歳）によりますと、プールで泳いでいた際、突然パネルが崩落し、周囲の観光客がパニックになって逃げ惑ったとのことです。

現時点では法的責任者は特定されておらず、コンドミニアム側は捜査に協力中です。
施設名と管理会社名は法的調査中のため非公開ですが、事故現場の写真が広く出回っていますので、特定は難しくないかと思います。