タイ警察、外国人違法就労の摘発、全国各地で。性的サービスや無許可店でラオス・ミャンマー人ら逮捕。

タイ警察は、近隣諸国からの外国人労働者による違法行為の摘発を強化しており、単なる肉体労働にとどまらず、性的サービスや無許可ビジネスの運営も明らかになっています。

■ ケース①:ラオス人男性が性的サービス提供で摘発(コンケン県)

5月21日、コンケン県ナイムアン地区にある「シークレットクラブ」にて、警察の覆面捜査により22歳のラオス人男性が性的サービスの提供中に逮捕されました。

ラオス人男性アヌシット氏は、2025年4月24日にナコンパノム県の入国審査を通過し、6月22日までの滞在許可があるが労働許可証は未取得でした。

本人の証言によりますと、1回のサービスで1,600バーツを受け取り、うち600バーツを宿泊費や店舗手数料として差し引かれるとのことでした。

調査の結果、同施設には他にラオス人男性4名(22~25歳)とミャンマー人男性1名(23歳)が働いており、36歳のタイ人男性・ワチャラがマネージャーとして関与していました。

この店は、若い外国人男性の写真を使って「スパ」として宣伝していたが、実際には性的サービスを提供する違法施設であったことが判明しています。

■ ケース②:ミャンマー人3名がプーケットで無許可の携帯電話店を営業

同日、プーケット市警察は、地元住民からの通報を受けて調査を行い、ダウンタウン市場の「Phone Nan Tho Mobile」店にて、ミャンマー人男女3名(男性22歳、女性23歳・32歳)を発見。

労働省への登録職種と実際の業務が異なっていたため、「労働許可証を持たない、または登録外の業務に従事した外国人」*として逮捕、起訴しています。

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