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バンコク、借りパクされた自分の車が目の前に! 女性がバイクから飛び降り猛追跡。もうタイ人は信じない!
- 2025/5/19
- 事件(タイローカル)

なんだか込み入って事件(?)です。
タイ・バンコクのホイクワン地区で、ある女性が失われた自分の車と街中で偶然遭遇し、バイクタクシーから飛び降りて追いかける映像がSNSで話題となりました。
この出来事は6月17日に発生しました。
■ 鍵はあるのに車が使えない…
30歳のナムフォンさんは2023年5月、地方からバンコクに移り住んだ際、駐車場所がなかったため、親しい友人の提案でその友人の中国人恋人のコンドミニアムに車を預けることになったそうです。
友人は車を預かる際の写真も送ってきていたため、ナムフォンさんは安心して仕事に専念していました。
しかし、いざ車を使おうとすると、友人は「彼氏が車を使っている」と言い出し、返してもらえなくなったと言います。
問いただすたびに「今は地方にいる」「海外に行っている」と言い逃れされ、しびれを切らしたナムフォンさんは警察への通報を決意することにしました。
それを友人につたえると、友人はあっさり「通報すれば?」と言い、中国人男性の個人情報も渡してきたと言います。
こうしてナムフォンさんは、ホイクワン警察署に被害届を提出しました。
しかし、それから1年間、自分の車を一度も使えず、鍵だけがある日々が続いたと語ります。
■ 街中で“あの車”を発見し猛追跡!
その様な最中5月17日午後、パタヤへ遊びに行く前に友人と食事をするため、ホイクワン駅で降りたナムフォンさんは、バイクタクシーで移動中、渋滞中の道で偶然、目の前を通り過ぎる自分の車を発見します。
ナンバープレートとステッカーで即座に確認できたと言います。
そしてすぐさまバイクから飛び降りて走り寄り、運転席側のドアを開けて車を止めようとするも、中国人男性は運転を続けます。
助手席の男性が鍵を渡さないため、ナムフォンさんは必死に鍵を引き抜こうとし、助けを求めて叫びました。
現場の人々の協力により、事態は収束することができたと言います。
■ 中国人男性「車は借金の担保」 → 女性「そんな話はない!」
その後、警察に連行された中国人男性は、「女性の友人が自分に25万バーツの借金をしており、車を担保として預かっていた」と主張します。
一方で、ナムフォンさんの友人は「借金はしていない。車を担保にした覚えもない」と否定していました。
男性は「そのお金は共同でマッサージ店を開くための投資だったが失敗した」とし、後日証拠を持参して改めて告訴すると述べていました。
■ 車は傷だらけ、修理費は中国人男性が負担へ
その後、車の状態を確認したところ、損傷が見つかり、修理について再交渉する必要がありました。
中国人男性が責任を負い、修理費については5月19日に正式に話し合う予定です。
友人についても、車の件が解決次第、法的措置を取る意向とのこと。
ナムフォンさんは「この友人のことは信頼していた。まさかこんな裏切りをされるとは思わなかった」と悔しさを滲ませつつ、「でも車が戻ってきて今は安心しています。もう誰も簡単には信じません」と語りました。
タイ人もタイ人のことは信用していないと、私がタイに移住してきたころ教えてくれたタイの友人がいました。