これでいいのかタイランド! 煽り運転で有名になったタイの政治家一家、地方選で勝利!
- 2025/5/12
- 仰天ニュース

5月11日、クリッサダー・リーナワラット氏(通称:ピアオ市長)は、妻のユパヤーオ・リーナワラット氏(通称:ナムオーイ、タンヤブリー町長選挙・候補者番号4)、および息子のサミッティパット・リーナワラット氏(通称:ルークピーチ、タンヤブリー市議会議員候補)とともに、非公式の開票結果を受けて選挙勝利の記者会見をおこないました。
勝利宣言の会見中、息子ルークピーチが関与した交通事故について問われると、ビアオ市長は「事故後すぐに謝罪し、見舞いも行い、慰謝料も用意したが、第三者に妨害され受け入れてもらえなかった」と語りました。
「すでにすべての手は尽くした。逃げるつもりはない」とも述べています。
また「我々にはコネもなく、司法プロセスに介入もしていない。もし息子が悪ければ責任を取る。そうでなければ改めて慰謝したい」と話しました。
ルークピーチも、「町民が信頼してくれたことに感謝。事件は仕事に影響しない。間違いがあれば償う」と語っています。
ビアオ市長の息子ルークピーチは、4月に愛車のBMWで執拗に煽り運転をしかけ、ピックアップトラックに乗っていた夫婦を病院送りにするという事故を起こさせていました。
その事故時点で、今回の市議会議員候補に立候補しており、父・母・息子と続く地元政治家一家に対し、世間からは厳しい風当たりが吹いていましたが、結果、当選確定となってしまったようです。
結局、その国が良い方向へ向くかどうかは、そこに住む人たちに責任があるということですね。
この事故(事件)の捜査もちっとも進んでいないようですし。