やっぱりあった「タイ選挙買収」。 有力政党の選挙票買収員を逮捕。しっかり中抜きも。

タイ人に聞き取りをすると、「地方ならもっともらえる」そうです。

5月11日、ノンタブリー県警察は、ノンタブリー県選挙管理委員会と合同で、選挙買収の疑いで25歳のチャクリット容疑者を逮捕しました。

逮捕は5月11日、パークレット郡バーンタラート地区で行われています。

事件は、警察が不審な車両を追跡したところ、容疑者は警察の停止命令に対して急発進し逃走したため、取り調べたところ発覚しました。

容疑者の自白

調べに対し、チャクリット容疑者は、ノンタブリー市長選のある政党候補の票読み係を務め、有権者92名分のリストを管理、1名につき350バーツの報酬を受け取り、本来全額渡すところを300バーツのみ配布し、残り50バーツを「手数料」として私的に流用していたと供述しています。

当日は市長・市議会選挙の投開票日で、選挙管理委と警察の合同監視チームが買収行為を警戒・張り込みしていたところ、容疑者の逃走・逮捕に至ったと伝えられています。

押収されたスマートフォン内には、現金を数えた写真や、LINEアプリ上で買収の打ち合わせを示すメッセージも残されており、選挙法違反(買収)(および電子タバコ所持違反)で立件される見込みとのことです。

選挙買収の疑いについては、ノンタブリー県選挙管理委員会が引き続き捜査を進め、法的手続きを行う予定とのことです。

選管が腐ってなければ良いのですが…。
あと、政党名をきちんと報道してもらいたいものです。

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