ヤワラート(タイ中華街)に人が来ない!有名マーラー(麻辣)店が閉店。タイ経済状況の悪化の象徴とも。

ヤワラート(タイ中華街)に人が来ない!

タイの経済状況の悪化により、多くの店舗が影響を受け、閉店に追い込まれるケースが相次いでいます。

中でも注目されたのは、バンコクの中華街ヤワラート通りにある有名マーラー(麻辣)店「アーモンマーラー(อาม่งหม่าล่า)」のヤワラート支店です。

店舗のFacebookには次のような投稿がありました。

「まさかメーデーの翌日にこのようなご報告をすることになるとは思いませんでした。
=すいません=私たちは最善を尽くしましたが、ヤワラート支店を維持することはできませんでした」

裏方として、スタッフ全員に職の選択肢を提供し、別の支店に異動したり、ポジションを変えるなどして働き続けられるよう配慮したとのことです。
しかし、一部のスタッフはその申し出を断り、店舗側はその決断を受け入れると述べています。

オーナーの「ジェー(เจ้)」は、スタッフへの手紙の中で以下のように記しています。

「経済状況の悪化、かつてのような観光客が戻らないヤワラート、そしてマーラー料理の人気低下、さらに家賃が月20万バーツにまで高騰したことが重なり、累積赤字が100万バーツを超えました。
スタッフと共に最後まで支え合ってきましたが、これ以上は無理でした。
本当は皆と共に成長したかったのですが、それも叶いませんでした。一部スタッフには解雇をお願いせざるを得ません」

このヤワラート支店は、2025年6月22日が最終営業日となる予定であり、この手紙を通してすべての関係者に状況を伝えることを決めたとのことです。

早く政権交代しないと、この国は取り返しのつかない事態を招くかもしれません。

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