バンコク、世界で9番目に「騒々しい都市」に。平均騒音99デシベル、危険レベルに。

国連環境計画(UNEP)の最新レポートによりますと、バンコクは世界で9番目に騒がしい都市としてランク付けされています。
平均騒音レベルは99デシベルに達し、バンコクの騒音は危険なレベルに達しているとされています。

このランキングは、世界的な「騒音公害」の問題に光を当てたもので、バンコクをはじめとする南アジア・東南アジアの複数の都市が深刻な騒音問題に悩まされている現状が浮き彫りとなりました。

1位はバングラデシュのダッカ(119デシベル)で、以下はインドのモラダバード(114デシベル)、パキスタンのイスラマバード(105デシベル)と続きます。

5位にはベトナムのホーチミン市とバングラデシュのラジシャヒが103デシベルで並んでいます。

一方、世界的に騒音のイメージが強いニューヨーク市は、意外にも10位(95デシベル)にとどまりました。

バンコク都民にとって、交通渋滞や賑やかな市場、爆音バイクの音は日常風景の一部かもしれません。
しかし専門家は、これらの騒音が難聴、ストレス、心血管疾患などの健康リスクを引き起こすと警告しています。

このランキングは、アジアの都市計画担当者や政策立案者に対し、騒音対策を公共の健康・都市設計の重要課題として取り組むべきだという警鐘となっています。

バイクや車などでも爆音スピーカーつけて、他人が聞きたくもない歌を無理やり聞かせるというのがタイスタイルですが、実際に騒音が問題で殺人事件なども起きていますし、トラブルを回避するために我慢をしているだけで、実際騒音ストレスを抱えている人は多いかと思われます。

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