タイミルクティー、人気15ブランドすべてから着色料が検出! 健康リスクに消費者財団が警鐘。

タイの消費者調査によりますと、人気のタイミルクティーブランド15種類すべてに食品用着色料が含まれていることが判明しました。

専門家は、ラベルを注意深く確認し、摂取に注意するよう呼びかけています。

消費者財団は、調査の結果、人気のタイミルクティーブランド15種類すべてに、ブランドによって濃度は異なるものの、食品用着色料が使用されていたと発表しました。

同財団によると、2025年3月に人気15ブランドのサンプルを収集し、ISO 17025規格に準拠した実験室で検査を行ったとのことです。

検査結果の主なポイントは以下の通りです。

・全サンプルから食品用着色料(食品使用が認可されたもの)が検出された
・各サンプルには1〜4種類の着色料が含まれ、サンセットイエローFCF、タートラジン、ポンソー4R、カルモイジン(アゾルビンとも呼ばれる)などが含まれていた
・サンセットイエローFCFはすべてのサンプルから検出され、その量は1キログラムあたり7.90ミリグラムから291.41ミリグラムまで幅があった
・サンセットイエローFCFの含有量が最も高かった3製品は、それぞれ291.41 mg/kg、250.20 mg/kg、222.26 mg/kgであった

消費者財団は「人気のミルクティーブランド15種類すべてに食品用着色料が使用されている」と報告しています。

「スマートバイ」誌のアドバイザーであるゲーオ博士は、これらの着色料は食品への使用が認められているとはいえ、化学添加物の摂取は健康リスクをもたらす可能性があると指摘しています。

博士は、消費者に対して、食品医薬品局(FDA)の認可番号が記載された製品を選ぶよう助言するとともに、ラベルをよく確認すること、また、着色料入りのミルクティーの摂取を控えるか、着色料を使わない原料で自作することを推奨しています。

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