タイ・サラブリ―でトラックが炎上。積み荷の鶏5000羽以上が焼失。

私たちの社会は多くの矛盾を抱えながら、成り立っているのかもしれません。
タイではよく道を走っていると、これから食用として処理されるであろう家畜を、トラックに大量に載せられ運搬する姿を目にします。
そして時にはこんな事態も…。

4月5日、タイ・サラブリー県で6輪トラックが火災を起こしたとの通報を地元警察が受けました。

警察が現場すると、5,000羽以上の鶏を積載していたトラック全体が激しく炎上していました。
消防隊は約30分かけて火を鎮火しましたが、トラック内の鶏はすべて焼死してしまいました。

トラック運転手のチャイラートさんによりますと、ロッブリー県から5,000羽以上の鶏を運び、カンチャナブリー県に配送する途中だったとのことです。
現場付近に差しかかった際、トラック後輪付近から火災が発生し、急いで側道に車を止め、住民に助けを求めホースで消火しようと試みたものの、火の勢いが強く制御できず、トラックと積載していた鶏はすべて焼失してしまいまったとのことです。

家畜たちは殺されて私たちが食べてしまうのですが、こうなると胸が痛ましく感じられるのは何故なのでしょう。

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