パタヤ、詐欺被害により80万バーツを失った女性、極度のストレスで自傷行為。首、腹部など刺し傷多数。

4月6日未明、パタヤ市内で事業を営む35歳の女性がナイフで自らを刺すといった事件が発生しました。

報道によりますと、女性は80万バーツ以上をコール詐欺で失い、そのうちの大半が借金だったことから、極度のストレスを抱えていたと伝えられています。

警察発表によりますと、午前0時16分ごろ、パタヤ市にある自宅で、女性が首、腹部、手首などに約10か所の刺し傷を負って倒れているところを救助隊が発見しました。
女性は応急処置を受けた後、急いで病院に搬送されています。
現場からは血まみれのナイフが見つかっています。

女性の親族によります、約1年前、詐欺グループがチョンブリー県警を装い、女性に「売春に関連する法規に違反した」と告げ、資金を押収する必要があると偽って連絡してきたとのことです。
これを信じた女性は、親族や友人から借りた金を含む総額80万バーツを詐欺グループに送金してしまいました。

女性はその後、詐欺に気付き警察に被害届を出しましたが、この1年間、資金を取り戻すことができず、次第に強いストレスを抱えるようになり、今回の自傷行為に至ったと見られています。

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