そして伝説へ。バンコク地震を耐え抜いた超高層ビル3巨頭。100年経っても大丈夫…かな?!

3月28日13時20分、ミャンマーを震源とするマグニチュード8.2の大地震が発生し、その揺れはタイにも及びました。
建設中のビルが崩壊し、多くのコンドミニアムにも被害が生じました。

この地震によって多くの人々が恐怖を感じ、建物から避難して安全な場所へ移動しました。

その後も余震が続き、気象庁によりますと3月29日12時の時点で、ミャンマーでは98回の余震が記録されるまでに至っています。

しかし、多くのビルが損傷を受ける中、伝説の3巨頭は地震の影響を受けませんでした。

1. バイヨーク・タワー2(Baiyoke Tower 2)

バンコクにある超高層ビルで、完成当初(1997年)から2016年まではタイで最も高いビルでした。(現在は4番目)

・高さ:304メートル
・階数:地下3階、地上85階
・主な用途:ホテル「バイヨーク・スカイ」

2. チャーン・ビル(Elephant Tower)

バンコクのパホンヨーティン通りにある象の形をしたビルで、独特なデザインで知られています。

・高さ:102メートル
・階数:32階
・竣工年:1997年

このユニークなデザインは、2011年にCNNgoの「世界で最もユニークなビルTOP20」に選ばれました。
しかしその後、アメリカの建築・デザインサイト「Architectural Digest」によって「世界で最も奇妙で醜いビルTOP24」にもランクインしています。

3. サトーン・ユニーク・タワー(Sathorn Unique Tower)

高さ185メートル、49階建ての超高層ビルで、バンコクのサトーン地区にあります。
1997年のアジア通貨危機により建設が中断され、80%以上が完成していたものの、その後放置されました。

タイで最も有名な廃墟ビルであり、2017年の世界の超高層廃墟ビルランキングでは第4位に選ばれています。
姉妹ビルに、現在『タワークラブ アット ルブア』が入るステートタワーバンコクがあります

この3棟のビルは、何十年もの時を経てもなお、その頑丈な構造で地震にも耐え抜いたことで話題となっています。

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