修学旅行バスで火災発生! 35名の生徒が危機一髪! 「タイ遠足バス火災」の記憶が脳裏に…。

3月24日17時40分、タイ東部トラート県ボーライ地区の救助隊が、修学旅行バスの火災発生の通報を受け、現場に急行しました。

現場では、チャンタブリー県登録のバスの後部から炎と大量の煙が発生していました。
運転手と救助隊が消火器を使用し、約30分で火は鎮火しています。

幸い、乗車していた 小学6年生35人と教師7人に怪我はありませんでした。

運転手の証言

運転手のメティーさん(49歳)によると、火災発生時、彼は小学6年生35人を乗せ、修学旅行先からボーライ郡へ戻る途中だったと話します。
今回の修学旅行には、2台のバスが使われていました。

走行中、生徒たちから「エアコンが効かず、焦げたような臭いがする」と報告を受け、車両を路肩に停車し点検しようとしました。
その際、バスの後部から大量の煙が噴き出している のを発見し、すぐに非常口と全てのドアを開け、生徒たちを迅速に避難させました。
直後に火が燃え広がり、危うく大惨事となるところでした。

火災の原因はエアコンのショートか

火災の原因は、エアコンのコンデンサーのショートによる発火の可能性が高いとみられています。
今回は幸い、学校まであと10kmの地点での発生だったため、迅速な対応が可能でした。

当局は、車両の被害状況を詳しく調査するとともに、同様の事故を防ぐための対策を講じる予定とのことです。

2024年10月に児童を含む23名の死亡者をだした「タイ遠足バス火災」の記憶が一瞬脳裏を横切りましたが、ケガ人が出なくて一先ずです。

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