タイ・サラブリー県県庁前で、女性の首吊り死体発見! 遺産を巡る争いが原因か?!

3月20日、タイ・サラブリー県警察は、サラブリー県県庁向かいにある歩道橋で女性が首を吊って死亡しているとの通報を受け、現場に向かった。

亡くなったのは、仮名Aさん(42歳)。
彼女は紺色のシャツ、黒のロングパンツ、黒いショルダーバッグを身につけ、マスクを着用していたが、靴は履いていなかった。

警察は、現場付近でサンダル1足と4冊のノートを発見。
そのうち1冊から「遺書」が発見された。

遺書には「母が不公平で、自分を他の兄弟と同じように愛してくれなかった」と悲しみが綴られていた。
Aさんはこれまで母親の面倒をよく見てきたが、母親はその努力を評価せず、偏った態度を取っていたという。

遺産をめぐる誤解が引き金か

亡くなった女性の長女によると、両親は離婚しており、母親はサラブリー市内で専業主婦として暮らしていた。
彼女には兄弟が3人おり、最近祖母の遺産分配をめぐって話し合いを行ったが、兄弟間で意見が対立し、口論に発展したという。

その後、母親は祖母に対して強い不満を抱くようになったが、実際には祖母は特定の子供をひいきしたわけではなく、母親が誤解していた可能性が高いとのこと。

長女は「母が家を飛び出し、自殺を図ろうとしていると親戚から聞いた」と語る。
彼女はすぐに母親に電話をかけたが、母は電話に出ず、車で探し回っても見つけられなかった。
その後、警察が母の携帯を使って電話をかけ、母の死を知らされたという。

現時点では、遺産をめぐる誤解が精神的な負担を生み、自殺の一因になった可能性があると考えられている。

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