タイ東北部にある無人駅「バーンタコー駅」挙手で列車を止めるユニークな体験に話題沸騰!

タイ・ブリーラム県の無人駅「バーンタコー駅」(บ้านตะโก)が話題となり、TikTok視聴回数は360万回を超え、多くのネットユーザーが「本当に実在するのか?」と関心を寄せています。

この駅は、50~60年以上前に建てられた古い木造の小屋にすぎず、トタン屋根が特徴的です。
自動車で直接アクセスすることはできず、徒歩でしか行けない。
駅舎内には、タイ国鉄の時刻表が1枚だけ掲示されています。

動画では、通過する列車に手を振ると、まるでバスのように停車し、乗客が乗り込む様子が映されています。
この光景が珍しいと話題になり、「実際に行ってみたい」というコメントが殺到していました。

動画投稿者の証言

この動画を撮影・投稿したのは、ブリーラム県在住の49歳のアンティークコレクター、スパットさん。
彼は昔ながらの風景やレトロな雰囲気を楽しむのが趣味だと言います

駅に列車の時刻表があるのを見て、試しに手を振って列車を止めてみたところ、本当に停車して乗車できたと話します。

その後、彼は車でブリーラム駅(バーンタコー駅から約8km)へ向かったそうですが、列車の所要時間はわずか10分ほどで、運賃はわずか2バーツだったそうです。

地元住民のスピンさん(58歳)によりますと、この駅はブリーラム駅ができた当初から存在し、昔は住民が町へ行くためによく利用していたと話します。
しかし、現在はほとんどの人が自家用車を持つようになり、利用者は激減してしまいました。
それでも、一部の通勤者が毎朝利用しているそうです。

彼女は「タイ国鉄がこの駅を整備し、もっと便利にしてくれたら嬉しい」と話しています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る