パタヤの地元ニューハーフ、他人のバイクに乗っていたことを注意され逆ギレ。観光客と乱闘に。

3月17日午前1時、タイのニュースメディアは、パタヤで外国人観光客がニューハーフのグループに暴行を受ける様子を捉えた動画を公開しました。

動画には、複数のニューハーフが外国人を取り囲み口論している場面が映っており、そのうち黒い服を着た一人が突然、外国人の顔を平手打ちする様子が記録されていました。

これに対し、外国人は手で相手の頭を押し返して応戦。
これを見た他のニューハーフがさらに不満を募らせたものの、大きな乱闘には発展せず、別のニューハーフが外国人に罵声を浴びせる場面も見られました。

当事者の証言:誤解が原因の口論

現場を取材した記者は、動画に映っていた当事者の一人であファサーイ(24歳)に話を聞きました。
事件の発端は、彼女たちが外国人のバイクに腰掛けて談笑していたことでした。
そこへバイクの持ち主である外国人が現れ、「なぜ俺のバイクに座っているんだ?自分のバイクはないのか?」と問い詰めたといいます。

この発言を「見下された」と感じた彼女たちは激怒し、口論に発展します。
しかし暴力沙汰にはならず、最終的にはそれぞれがその場を離れたと説明しています。

住民からの懸念:観光地パタヤのイメージ悪化

事件が発生したエリアに住む住民たちは、今回の騒動について公に発言することを避けています。
というのも、問題のニューハーフグループは、この地域で頻繁に外国人観光客を相手に活動しており、「地元の顔役」として知られているためだとタイメディアは説明しています。

一方で、こうしたトラブルがパタヤの観光地としてのイメージを損なうことを懸念する声もあります。
住民たちは(心の中で)、地元当局に対し、厳格な取り締まりを行うよう求めています。

私もバイクを停めていたところ、全く見ず知らずの人が座っていて、しかも足をシートに乗り上げていました。
タイでは、足は「不浄のもの」(裸足で歩く習慣があるため)として認識されており、たとえ風呂上がりのきれいな足でも、向けられるとものすごい形相で怒り狂う人が多いです。
ただ、他人にやる分には気にしないので、こういった摩擦が生まれます。

タイ人だからと言って敢えて見下すことはしませんが、見下されてもおかしくないような行為をしている人は現実問題として多いです。(タイ人ですら、そういった人たちを嫌がっています。)

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