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「デスアイランド」タオ島で近海で、ダイビング船が火災。英国人女性1名が行方不明に。
- 2025/3/16
- 事故・火災(タイローカル)

「デスアイランド」と呼ばれるタオ島で近海で事故発生です。、
スラーターニー県の海事当局は、3月16日の朝、タオ島から約5海里(約9.3km)沖で火災を起こした船から、21人の外国人観光客と乗組員を無事救助しました。
しかし、イギリス人女性1名が行方不明となっています。
事故は午前11時頃に発生しました。
船には船長1名、通常の乗組員1名、ダイビングインストラクター2名、アシスタント2名、そしてダイビングを楽しむ観光客16名、合計22名が乗船していました。
事故を目撃した船の運転手(ミャンマー人の乗組員)と6人の観光客の証言によりますと、行方不明となっているアレクサンドラさん(26歳)は、潜水中に一度水面に上がり、船のトイレを使用していたといいます。
そして、火災が発生した際、彼女はまだトイレの中にいた可能性が高いと伝えられています。
火災の原因は機械の故障か
事故が起きたのは、ダヴィ・ジョーンズ・ロッカー社が運航するダイビングツアーの船で、タオ島から出航した直後に火災が発生しました。
初期調査の結果、火元はエンジンルームであり、そこから船長室や後部のトイレへ延焼したとみられています。
調査によりますと、48歳のミャンマー人作業員「テー」氏がダイビング用の圧縮空気タンクを充填していた際、圧縮機器の故障により引火し、船全体が炎上したと伝えられています。
近くを航行していた別の船が乗船者のほとんどを救助することに成功しましたが、アレクサンドラさんだけが行方不明のままでした。
事故を起こした船はすでに岸へ曳航され、当局と法医学専門家による詳しい調査が行われています。