タイ中部、大型ツアーバスの運転手が居眠り。乗客36名が危機一髪! バスは電柱に激突し大破。

3月14日午前3時54分、タイ・ペッチャブリー県カオヨーイ地区で、外国人観光客を乗せたツアーバスが制御を失い、高圧電柱に激突する事故が発生しました。
カオヨーイ警察は、事故の通報を受け、救急隊と救助隊とともに現場に急行しました。

事故の詳細

  • 発生場所:ペッチャブリー県カオヨーイ地区、ペッカセーム通り(バンコク方面)
  • 車両:白と青のツアーバス(ラノーン発バンコク行き)
  • 事故原因:運転手の居眠り運転
  • 事故対象:高圧電柱2本倒壊
  • 乗客の内訳:
    • タイ人 15名
    • ミャンマー人 12名
    • アメリカ人 9名
    • 合計 36名(全員負傷)

救助活動

救助隊は負傷者を迅速にカオヨーイ病院とプラチョムクロー病院に搬送。
特に重傷者3名は集中治療が必要な状態でした。

運転手の証言と警察の対応

運転していたラックチャートさん(58歳) は、ラノーン県からバンコクに向かう途中、深夜で眠気に襲われ、一瞬意識を失ったと供述しています。
これによりバスは道路を外れ、高圧電柱に衝突しました。

地元警察は、現場を調査後、乗客を警察署に一時避難させ、自費で朝食(クイッティアオ=タイ風ラーメン)を提供しました。
その後、代替バスを手配し、乗客の目的地までの移動を支援しています。

今後の対応

警察は運転手を過失運転の疑いで取り調べるとともに、事故原因の詳細を調査中。
バス会社に対しても安全管理の徹底を求める方針です。

居眠り一瞬じゃねーだろ!と突っ込みたくなりますが、警察署がタイラーメンをおごってくれるとか、ちょっとタイらしいエピソードにほっこり。
タイは大型バスの事故が多発しています。
十分にご注意ください。

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