ソンクラーン祭期間中、タイ人旅行者に最も人気のある渡航先は「日本」。トレンドにも変化。

オンライン旅行代理店Klookは、ソンクラーン(タイのお正月)の期間中、タイ人旅行者にとって最も人気のある渡航先が「日本」であると伝えています。

Klookの香港・マカオ・タイ担当ゼネラルマネージャーであるケニー・シャム氏は3月14日、今年のソンクラーン祭に向けたKlookのプラットフォームでのアクティビティや旅行の事前予約が、前年と比較して50%以上増加したと発表しました。

シャム氏によりますと、タイ人観光客に人気の旅行先トップは日本で、次いで中国、香港、スイスなどの欧州諸国が続くといいます。

また観光トレンドには顕著な変化が見られ、特に若い世代では単にホテルを予約するだけでなく、旅行をより充実させる体験を求める傾向が強まっているとも述べています。

Klook「ソンクラーン祭でタイ人旅行者が最も訪れたい国は日本」

シャム氏は、この夏の主要な旅行トレンドとして以下の6つを挙げています。

①テーマパークでの冒険

東京ディズニーランド、上海ディズニーランド、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、韓国のロッテワールドなどの人気テーマパークが、あらゆる世代の旅行者を魅了しています。

②クルーズ旅行の人気上昇

かつては年配の旅行者に人気だったクルーズ旅行が、現在ではミレニアル世代やZ世代にも注目され、シンガポールのディズニークルーズなどが人気を集めています。

③TikTokが旅行ガイドに

TikTokは、リアルタイムのおすすめ情報や旅行者の正直なレビューを得られる便利なツールとして、旅行計画に大きな影響を与えています。

④レンタカーの利用増加

特に日本や韓国、ヨーロッパの一部など、道路事情が良く交通ルールが比較的簡単な国では、タイ人旅行者がレンタカーを利用する傾向が強まっています。

⑤地方都市への旅行

混雑した観光地を避け、旅行費用を抑えるために、多くの旅行者があまり知られていないユニークな目的地を訪れるようになっています。

⑥イベントを目的とした旅行

コンサートやスポーツイベントを目的に旅行を計画する人が増えており、お気に入りのアーティストやアスリートのイベントに合わせて旅行を楽しむ傾向が強まっています。

 

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る