どう推理する？！タイで雑貨店経営の男性が店内で謎死。手にはパワーバンクと電気ポット。

3月11日、タイ・パトゥムタニー県の警察署に、アパート内の雑貨店で男性が死亡しているとの通報がありました。

現場の状況
場所：パトゥムターニー県ランシット11通りのアパート

死亡者：ワラウィット・クンアーサーさん（30歳）

状態：タイメディアが詳細に伝える内容は以下の通りです。
・うつ伏せで倒れていた
・黒いTシャツが首に巻かれていた
・鼻と口から鼻水が出ていた
・左手にパワーバンクを握り、右手は転倒した電気ポットに接触
・電気ポットのプラグは抜けており、水がこぼれていた
・足元には転倒したテーブルとランプ

また、背中の右側に擦り傷があり、死亡推定時刻は約８時間前と考えられています。

不審な点
キッチンにはガスコンロと鍋があり、クラトムの煮汁が焦げていた
現金や貴重品は無事
店内の監視カメラは電源が入っていなかった

被害者の恋人の証言

被害者の恋人であるビームさん（25歳）によりますと、前夜に口論があり、別の部屋で就寝したとのこと。

午前１時ごろ、被害者は店を閉め、妹に「朝になったら氷を仕入れてほしい」と伝えています。

通常は午前９時に店を開けるが、この日は開店せず、連絡も取れませんでした。

夕方仕事から戻ると異変を察知し、警備員に頼んでドアを開けてもらいました。

店内には焦げた匂いが充満し、鍋はガスコンロの上で燃え続けていました。

寝室に入ると、恋人がすでに亡くなっていたため警察に通報したという経緯です。

警察の対応

警察と鑑識チームは現場の記録を取り、遺体を司法解剖に送って死亡原因を調査しています。
現時点では、自殺・事故・他殺のいずれの可能性も排除できないため、詳細な捜査が進められる予定です。

死因が分かれば、謎の大方は解けそうですね。