タイ・スワンナプーム空港、毎月約500人の外国人の入国を拒否。偽造パスポート使用で2名を逮捕。

タイのスワンナプーム空港で、偽造パスポート(スペイン)を使用して出国しようとした外国人2名が逮捕されました。

逮捕されたのは、30歳のイスマイルと24歳のアブデルマレクで、オマーン航空の便に搭乗予定でした。
パスポートの入国スタンプに不審な点があり、検査の結果、セキュリティウォーターマークの欠如やフォント・スタンプの異常が確認されました。

所持品からはモロッコのパスポートが見つかり、2人は2025年2月24日に合法的にタイへ入国していたことが判明しました。

取り調べに対し、2人は偽造パスポートをモロッコの仲介者から入手し、トルコ・イスタンブールやUAE・アブダビを経由してタイに到着したと供述しています。
仕事を目的にスペインに渡航するには、タイ経由の方が入国審査を通過しやすいと考えたと説明していました。

現在、スワンナプーム警察署で法的手続きが進められています。タイ入国管理局は、ビザ免除制度を悪用する外国人への監視を強化しており、毎月約400~500人の高リスク外国人の入国を拒否しています。

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