タイのイベント開催中は、怪しい駐車料金徴収人にご用心! タイ警察は無関心です。

2月7日、バンコク選出の国民党(前進党の後継党)議員であるスパナット氏は、自身のFacebookで「農業フェア」会場内における違法な駐車料金を徴収している者を取り締まるよう主張しています。

今年の農業フェアは1月31日から2月8日まで開催されています。

スパナット氏によると、毎年「農業フェア」や「ロイクラトン祭り」などのイベント開催の際に、バイク駐車料金の違法な徴収が行われているといいます。

今年は「農業フェアでの違法な駐車料金徴収をゼロにする」と目標を掲げていました。

フェア初日、スパナット氏はすぐに調査チームを派遣し、証拠映像を撮影します。
その結果、男女2人が駐車料金として1台あたり20バーツを徴収していることが判明しました。

しかし、これほど大規模なイベントであるにもかかわらず、警察や市の監督官が不在で、違法徴収が公然と行われていたといいます。

スパナット氏はこの映像をチャトゥチャック区長とバンケーン警察署長に提出し、即座に対応を要請しました。

しかし、関係当局の初動対応は「違反者2人への警告」のみでした。
これに対し、スパナット氏は「なぜ警告だけで済ませるのか? なぜ罰金を科さないのか?」と強く抗議します。
しかし、市の監督官は「罰則を科す権限がない」とし、警察に確認すると「被害者からの正式な訴えがないため罰金を科せない」との回答でした。

そこでスパナット氏は、正式な被害届を提出するよう指示し、その結果、警察が違反者を拘束し、1,500バーツの罰金を科したうえで捜査を進めることとなりました。

スパナット氏は「農業フェアの会場には、警察と市の監督官が常駐し、違法行為を防ぐべきだ」と強調しています。

タイ警察はあいかわらずですね。

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