タイ警察、買春斡旋サイト「fiwfans」の管理者を逮捕。売春登録者46000人以上、未成年も。

オンライン売春を行うウェブサイト「fiwfans」の管理者が摘発されました。

1月24日午後2時30分、タイ国家警察庁(NAP)での記者会見で、「fiwfans」というウェブサイトの管理者5人を逮捕したと発表しました。
容疑者はそれぞれ29歳から56歳で、1月20日に逮捕され、刑事裁判所の令状に基づく起訴が行われました。

主な容疑内容

人身売買: 18歳未満の未成年を対象にした売春斡旋で利益を得たこと。
広告違反: 売春目的の広告を公開、または他者の売春を助長する行為。
売春の斡旋: 未成年を売春に関与させるための勧誘や連れ出し行為。
マネーロンダリング: マネーロンダリングの共謀と実行。

主要な押収品

・銀行口座記録47冊
・現金 510万バーツ
・土地権利書6件(計2300万バーツ)
・車両6台(計416万バーツ)
・ゴールド11バーツ(約44万バーツ)
・パソコン10台(50万バーツ)
・その他の財産を含む総額3400万バーツの資産
・40口座の銀行預金(300万バーツ)、投資ファンド(200万バーツ)、オンライン金取引口座(100万バーツ)も差し押さえ、計600万バーツが対象となりました。

ウェブサイトの運営手法

「fiwfans」は売春のためのプラットフォームとして運営されており、登録された売春婦の人数は46,000人以上、過去4年間の取引総額は30億バーツに達していました。
同サイトは、未成年の女性を含む売春婦が広告を掲載し、客と連絡を取り合う場として利用され、女性たちは個人またはモデルエージェンシーに所属していました。

調査の結果、サイト内に未成年者を含む売春活動が多数行われていることが判明しています。
警察はサイトを運営していた元プログラマーの容疑者らが高いIT技術を駆使し、運営資金や関係者の追跡を困難にしていたことも指摘しています。

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